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小説版「相棒 ―劇場版2―」重大なラストは伏せられて

「相棒 劇場版Ⅱ」のストーリーって警視庁籠城事件やら反米テロリスト爆破事件やら出てくるんだけど、なぜか地味な気がしてしまう。地味というか重厚というか、もっとエンターテインメントに振れていいと思うんだけど。

 

さらにノベライズになると、映画にあった音声やら映像が失われて楽しさ半減どころじゃない
エレベーターの中でワイン落ちるシーン、朝比奈が二人の男に守られていたと発覚するシーン、なんといっても神戸と大河内さんのシャワーシーン。そういうとこは映像で見たいのよおおおお!
 
そもそもノベライズって映画も見て、コレクションとして取っておきたいという人向けなのかしら。
私もコレクションのつもりで買ったけど、これは読み返さないだろうなー
ノベライズだけ読んでちょっとでも気になった方がいたら是非映画を観てほしい!
 
 
 
以下、ネタバレあり。
 
 
ラスト官房長が死なないだけで、ストーリーの流れはほぼ一緒。まあこれはノベライズだから当たり前か。
劇場版Ⅰのノベライズほどのどんでん返しがあるわけではなく、映画の流れにわりと忠実に進む。
ノベライズの醍醐味って、そこでしか描かれない登場人物の心情やらだと思うんだけど、それが全然見えてこなくて残念。これなら脚本の形で出版してくれたほうがよかったなあ。
官房長が亡くなって右京さんが一人で音楽を聴いているシーンの気持ちとか、活字で読んでみたい気もする。いやでもあれは映像だからこそ、言葉にできない想いが伝わってくるわけで……
 
やっぱり相棒はドラマが一番好き!
 

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